【嘘も方便】未婚47歳おじさんの親孝行への道

ノスタルジック~あの頃を思い~

私は某ホテルに勤めるアラフィフおじさんである。入社して早27年、苦労はあったが仕事は順調で今は料理長を務めている。ホテル事業なので女性はたくさんいるのたが、中堅企業ともなるとコンプライアンスが厳しく、なかなか女性をプライベートでは誘えない。昔、私には大学時代に付き合っていた彼女がおり、社会人になってからも5年半付き合った。当時まだ20代半ばで、付き合いながらも出会いを求め悪友とナンパをしたり、クラブに遊びに行っていた。結婚なんて考えたことがなかったし、いい女はいくらでもいると考えていた。そんな不真面目な私はある時彼女からフラれてしまった。そんなにショックもなく仕方ないっかと思い、その後は仕事に精を出し遊びもした。気がつくと30歳になっていた。相変わらずキャリアアップもしつつ今思えばモテた。その後付き合いはしなかったが、女性の遊び友達は結構いて不自由はしなかった。35歳頃になると周りが結婚をしだす。その頃から友達や会社の人の結婚式に出席すると、幸福感を感じまた孤独感を感じるようになった。こんな気持ちは始めてだった。里帰りした時なんかは結婚しないの?と親や姉貴から言われ、結婚かぁと考えるようになっていく。親はもうすぐ85歳になるので、そういう姿を見せたいなと考えるようになった。それからは合コンなど出会いにはもっと積極的になり、結婚結婚と考えるようにはなったのだが、逆効果で気合い入りすぎ、グイグイ行き過ぎ、アピールしすぎでイタい人になっていた。これは自分ではわからず第三者に言われたことだった。自分では気づいていなかった。私がモテていた頃は、彼女を作る気も結婚をしようとも考えていなかったのだから、その余裕さが魅力的だったのだろう。あぁ自然な流れで結婚したいなーと金曜日の夜ビールを飲みながら物思いにふけていたら、やっぱり学生時代から付き合っていたあの子と結婚していた方が良かったな。万事休す…本当に好きだったしな 
46歳秋

「親の思い」と「子の思い」


「最近調子悪いんだよね」「あれ程毎日やっていた庭いじりやめちゃったんだよね」里帰りした時にご近所さんから、最近の母の様子について聞いた言葉だ。2人でスマホで写真を撮り見るとそこにはすっかり老婆、おじさんになった2人がいた。帰りながら車の中で「○はもう結婚できないんじゃないか」とご近所さんにしょんぼり話をしていたという母に、何かできないかなと考えていた。すぐには結婚も出来そうもないし、偉くにだってなれない。車の中で運転しながらある特集番組を思いだした。前にテレビで特集されていたレンタル彼氏レンタル友達っていうのがあったな、それを使ってみようか、そんな考えが頭に浮かび、ハンドルを握る手も軽くなった、そんな気がした。

彼女代行サービスで記念フォトウェディング!

※実際に彼女代行サービスを使いフォトスタジオで撮影した写真です。

レンタル友達とは代行業者を使ってその名の通り友達をレンタルするサービスである。性別・ルックス・年齢・身長・性格・趣味などをリクエストし何人か候補を出してもらい選ぶのである。レンタル友達以外にもレンタル彼氏、レンタル彼女、レンタル家族などがあり、私はレンタル友達の女性版を依頼することにした。この代行業者にはないが、シェアリングというのが今よく利用できるサービスとしてあり、air bnbに始まりレンタルハイブランド、レンタル家電、更にはレンタル猫まである。色々調べる時に不思議と違和感はなく、それはドラマやテレビなどにも取り上げられているから、そういう業界には信頼があったのだろう。私にとってレンタル友達を使うメリットは、すばり母に見せるフォトウェディングの相手役になって欲しかったのだ。フォトウェディングを撮って結婚をする相手がいうことを母に見せることで、少しでも身体の調子が良くなればと思ったのだ。最近のフォトウェディングはすごいもので、写真を撮るのに1万円以下もあった。しかもしっかりとしたサービスがある。私は以前、既婚の友人からフォトウェディングは結婚じゃなくても、記念に1人で残す人もいるし、和服やドレスを着れるから、デート感覚でフォトウェディングを撮るカップルもいるんだよと言うのを聞いていた。そこで、私の中で筋書きができた。母を安心させるために、今付き合っている人がいて、その人と着物を着たよという筋書きだ。これなら母もいずれ結婚する相手がいるんだなと思って少しは安心してくれるだろう。ウェディングドレスだと重いので、着物(和装)にすることにした。レンタル友達の代行業者は色々なサービスをやっていて、一番応答が良いところを選んだ。「代理代行の王様」というところである。最初からフォトウェディングの撮影だと恥ずかしいので、午前中はその方と食事をして、ある程度話をしてから撮影に入った方が良いと私は考えていたが、代行業者の担当の方も同意見だったから安心した。1ヶ月前に代行業者に依頼をし、レンタル友達の方も抑え、代行業者と提携をしているフォトウェディングの会社を紹介してもらった。レンタル友達とフォトウェディング合計で3万円以内との厳しい予算の範囲だったが、よく答えてくれたなと思う。フォトウェディングの会社と代行業者は業務提携をしているようで、私の案件の内容も何度か同じような案件があったらしく少し安堵した。女性がお客さんというのが多いそうだ。ソロウェディングを撮る際に、男性か女性をレンタルして撮るというのだそうだ。確かに素敵な男性、女性と撮れればそれだけで宝物になるし、レンタルとさえ言わなければめちゃくちゃ自慢できる。意外とみんなレンタル友達、レンタル彼氏、レンタル彼女を使うんだなと思ったのと、他にも色々な案件(不仲の立ち会い、家族や友達への紹介、どこかに一緒に行くなど)があるのを聞いてちょっとびっくりした。また楽しそうだなとも思った。
当日は何度も代行業者と打ち合わせていたこと、レンタル友達がどういう方か事前にわかっていたので、あまり緊張はしなかった。レンタル友達の方(ここではA子さんと呼ぶ)は私のタイプな、笑顔が素敵でふんわりしていて、とても話やすい優しい方だ。レンタルしているとわかっていてもいいなぁと思ってしまう。公園で待ち合わせて、カフェに行った。仕事やプライベートな話をしたりして楽しく時間を過ごし、ビールを2杯も飲んでしまった。その後フォトウェディングの会場に徒歩で向かい、カウンセリング、メイク、着付けなどをして撮影をした。撮影時間はあっという間で10分間くらい、初めて和装を着てみたが、重く慣れなかった。A子さんは初めて和装を着たらしく、とてもよく似合っていた。可愛かった。出来上がった写真を見ると、ほんとにそこには少し歳の離れたカップルって感じでの最高の写真になった。撮影中もそんなに緊張しなかったが、フォトウェディング終了後、駅で解散する際A子さんと名残惜しくとても寂しい気持ちになった。あー、人っていいな、女性っていいな、結婚っていいなと強く認識した瞬間だった。写真は3週間後出来上がりが楽しみだ。早く母に見せてあげたい!A子さん、フォトウェディングのスタッフ、代理代行の王様の担当の方どうもありがとう!

【噓も方便】~親孝行へ向けて~

「あんた、良い人が出来たんだね、今度うちに連れておいで」そう笑顔で話す母 得意料理の柳川鍋を作ってくれた。レンタル友達でフォトウェディングを撮るは、大成功だった。元気がなかった母は最近また庭いじりを再開した。それがなによりも証拠だ。
現に嘘であれ元気になってくれたのだから。
 
あとは私がホンモノの彼女を連れていくこと!仕送りよりもそれが今できる私にとっての最大の親孝行の行いだ。レンタル友達でフォトウェディングを撮るというのは、最初自分のためというより、母のためと考えていたのだが、不思議と自分のためになっていた。近い将来ホンモノの彼女を作って母に会わすために47歳アラフィフおじさんは奮闘中である!
 
ps:結婚は早いうちにした方がいい、歳をとると誰でも地位や名誉や財産や若さなどから人を見てしまう。よく人は言うが女性は30代になるとそういう目で男を見るから嫌だと言う人がいるが当然だと思う。誰も不幸にはなりたくない、人間として生きてきて歳をとった時に、目に見える結果がそれなのであって、当たり前のことなのだ。
嫌なら男も女も若いうちに結婚すること!
私はそれが出来なかった。それほど若さとは盲目なのだ、でも気づいてほしい。男は30代終わりからは、恋愛に対して結婚に対して圧倒的に苦労をすることを。また年齢を重ねると、本物の愛情を交わす恋愛や結婚はどうしてもしにくくなることを。 


~毎日必死に生きる47歳アラフィフおじさんより~

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